長い人生の中で、ご縁あって家にやってきたモノは手放しづらいものです。特に亡き親御さんのモノの整理や自分の頑張った証、家族の想い出、それにまつわる紙類などは切なくて、扱いに悩む方が多いです。相談者の声の多くは、捨てる方法だけや業者に頼むことを相談しているんじゃない、片付けに着手できない言葉にできない気持ちや、わが家の空き家の問題を理解してもらいたい。それを含めて方法を一緒に考えてもらいたいわけです。
こんな声を聴きます。
言葉にならないけれど、一歩を踏みだしたい。
「片付けられない何かに悩んでいる」たくさんの所有者の方をサポートしたいと心から想います。
その時のための対策や備えは確実に必要です。そして対策は、これまでのイメージでは行政や地域だけが考えることだと思う方も少なくありません。ですがまずは自分・家庭で考えておくことが今、求められています。想像を超えるような様々な災害に直面し、大変困難な暮らしを強いられることが今、起こっています。それに対する家庭の備えの考え方や準備は、各家庭により違うこともあります。