I様は、80代のご実家の両親が二人暮らしで今後のことが心配とのこと。特にモノが多すぎて心配だし、介護の書類や大事なモノはどこにどんな風においているのかわからなくて、もしもの時に子供たちはどうすればいいのか困っています。とのご相談。
伺うと足元にもモノが多くあり、また押し入れや箪笥にも古い服や着物、下着がとてもたくさんあります。何度には昔からある写真やアルバムや雑多なモノであふれています。日常のゴミ出しは出せているので問題はないのですが、昔からある食器や飾り物、お土産物なども捨てるという気持ちがなく、このままではゆっくりと過ごせることもできないと心配をされていました。ところが片づけの話になると親子で喧嘩が始まります。Iさんは、使っているものと使わないものに分けました。親御さんからは捨てないでほしい、ちょっと待ってほしいと。
せっかく実家を片付けて親御さんにゆっくりとしてもらおうと子供さん方で考えて動いておられたのに、なかなか進まず困っていらっしゃいました。
I様の問題は、親御さん宅のモノが多い・古いモノがたくさんあり判断ができない・足元にモノがあり危険・親子の想いの違い・片付けの考え方と方法 などです。
実施したサービス
片付けの方向性を整理
今回は親子両者のお話をじっくりお聴きし、片づけへの考え方をお話しして全員の想いと注意点を整理して方針を決めた。
実施した片付け
アドバイスとして面談を数回。いったんIさん親子で片付けてみたのちに、サポートに入った。間に入って話しながら想い出のモノの整理、衣類の整理、大事なモノを明確にして数を減らし、ご一緒に片付けサポートをし、モノの量を一定量にして定位置に収めるサポートをし完了。
【参考】今回の料金:約9万円 片付け相談+サポート4時間×約3日間
モノとココロの整理術さま
この度は本当にお世話になりました。実家の片付けで親子でけんかばかりしていました。ずっと悩んでおり、誰に相談すればいいのかさえもわからなくて、湯上さんのブログを読んでいると同じような人がいるんだと思って、セミナーに行ってみました。言っておられることが自分のことのように理解できました。おしゃれな家にしたいんじゃないのです。ただ、モノが多すぎる親が心配で、結局なにかあったら私たち子供が片付けなきゃいけないわけで。なにがどんなことになっているのかもわからなくて、とても不安でした。なのに、けんかばかりで情けないです。だから、どうしても相談してみようと決めました。最初は私だけでしたよね。色々と聞いてもらって親とのかかわり方を教えてもらったりして、実家に来てもらい、両親とも会ってもらいました。ほどくように親に話をしてくださって、方法を決めて後日、取りかかってみました。途中、想い出のモノや重要な書類をはお願いしました。母が疲れるので短時間ずつ、時々通ってもらいました。それが良かったみたいで、次の回までにやっておくことがわかって親子で一緒に片付けました。本当にスッキリして、ゆっくりお茶をしたり人を読んだりできます。なにより、一緒に片付けたのでお互いにモノの場所がわかって安心しました。
年老いた親との話し方や、進め方を教えてもらいながら片付けられたことや、なんでも相談できた安心感でいっぱいです。