シニア世代の片付け勉強会
大変な時代を乗り越え頑張ってきた高齢者・シニアの世代です。もったいない思いから大切にたくさんのモノを持ち続けてきた世代でもあります。ですが、それが時代の変化とともに子世代の悩みにも繋がってきています。
- もし、空き家になったら片付けはどうなるんだろう・・
- 実家の片付けをどうしよう、なんて話せばいいのか・・
- 今、どんなことをしておけば安心するんだろう・・
シニア世代と、時には子世代も交えながら、人生のセカンドステージを安心して暮らすための、勉強会やセミナーなどをしています。モノの整理、親子のコミュニケーション、エンディングノートなど地域の高齢者大学や、自主開催の「シニアの整理を考える勉強会」をしています。
広島県空き家活用専門家派遣
2015年から広島県空き家対策の専門家として活動しています。
家財の片付けや家族関係終活などの予備軍対策支援を中心に、広島県内の自治体23市町職員の方や地域集落の対策の助言や、住民向け座談会などに動いています。
「空き家はあるけれど、活用できる空き家がない」これは活動当初から、実感をしています。掘り起こしていく仕組みは、(一社)さくらブリッジでも行っておりますが、一番に家財の問題が大きく立ちはだかっています。「捨てるだけでは解決にならない家族間や家財問題」を生活者目線で一緒に取り組む予備軍対策・所有者対策を得意としています。
- 地域住民と一緒に考えるセミナーや座談会の定期継続
- 自治会や活動をしている人の対策の悩みへの助言やアドバイス
- その他
地域や集落の座談会やセミナーの住民との対話で「空き家問題を自分ゴトに」。空き家と片付け・家族を巻き込む終活の機運の醸成や意識の改革として、大きな成果が出ています。
空き家対策プロジェクト一般社団法人さくらブリッジ理事
空き家対策を進める中で、「家財の問題」は相当根深いものがあります。「シニア世代の片付け相談」から始まった「空き家対策プロジェクト一般社団法人さくらブリッジ」は2014年に設立し、各種の専門家とともに湯上も理事として活動をしています。
数多くの片付け相談や現場をみてきたからこそわかる「空き家への不安」を抱えたシニア世代の声。時代の背景からの手放しづらさや、親族や子世代との関りなどのしがらみ、資金や方法など様々な問題に向き合うことになります。
さくらブリッジでは、空き家対策を様々な角度から、自治体や地域住民の目線での活動の助言など、地域により違った課題環境を視野に入れ、一緒に作っていく空き家対策のサポートを数多くしております。
連携事業の事例
シニアの片付けカードゲーム
空き家対策において家財整理は大きな社会問題となっています。ハード面とソフト面が混在し、判断が難しいモノがたくさんあり課題が山積しています。予備軍の啓発として大きな成果が上がっています。
このワークでは地域のシニア層やその親子を対象に、講師の湯上がセミナーや解説をしながら30枚のカードをもとに段階を経て進めます。今あるモノを見直して「将来の我が家の住まい」を考えていくきっかけのワークとして大きな成果を上げています。
- チームでの勝ち負けを競うものではありません。
- 自分の想いや、他の人の考えを知り、自分に・我が家に活かしていくものです。
- 話すこと・相手を知ること
メディア取材や多くの地域からも注目をされて活用頂いています。「箪笥の衣類片付けカードゲーム」として空き家対策を多方面から一緒に取り組んできた「広島県廿日市市様」との連携事業としてスタートしています。
空き家の家財片付けワークショップ
空き家所有者の多くは、大量な家財をどう扱っていいかわからず、次のステップに進めず悩んでいます。地域の予備軍も、本当は、わが家の心配事として捉えています。
地域で空き家の課題に向き合っていくプログラムの一つの事例として、一つの事例として、広島県廿日市市様との空き家対策中山間地域支援の連携事業で、「吉和の空き家片付けワークショップ」を行っております。
ただ、空き家の片付けを「捨てるための作業」と捉えるワークショップではなく地域の参加者は、事前の勉強会を2~3回をします。
地域で空き家の課題に向き合っていくプログラムの一つに、「空き家を片付けるワークショップ」をしています。
ただ、空き家の片付けを「捨てるための作業」と捉えるワークショップではなく
地域の参加者は、事前の勉強会を2~3回をします。
- 所有者のご意向のもと、勉強にご提供いただける空き家があることが重要です。
- 所有者同席で空き家の経緯、所有者の想いなどを聴きます。
- モノの扱い方や方法などを整理し、当日を迎えます。