箪笥の衣類 片付けゲームで、シニアの衣類整理をみんなで意見交換

空き家になる前に整理しておく第一歩

広島県廿日市市で、「空き家予備軍対策」として私がシニア層向けに監修した「箪笥の衣類片付けカードゲーム」
の講座を何年も行っています。
何社かの新聞社さんが取材にいらっしゃいました。
長い人生の生活シーンにおいて、たくさんの衣類を持っている高齢世代です。「捨てる」なんてとんでもない。
「古いけど良いものだから」「誰かが着るかもしれんけえね」「安かったけえ買ったんよ」と服が増えたことへの
言い訳ですねえ。

自分の意見や人の感想・片付けアイデア

ゲームは数名のグループで進めるので、人の意見や捨てない気持ちなどもシェアできて参加者それぞれ参考になる
と思います。古いトレーナーをパジャマにたくさん取っている人に対して「そんなに要るの?」、着物のリサイクル
やリメイク方法のシェア、古い下着の捨て方など、片付けに関して様々な意見が飛び交います。

ある地域の女性チームは、喪服はいらないという意見でまとまりました。もう歳を重ねると喪服というより少し気を
使った「黒い上下の服」を着て、かかとの低い靴を履いて参列しているという声が多かったです。家族層も増えて昔
ほど気にならなくなったとの声も。

でも確かに近年の葬送の参列は、シニア女性は黒い上下やズボンの方も多く見かけます。

長年の整理に向き合う

でも男性の方はやはり、礼服を着られますよね。ここで所有に対する価値観の違いも出ますね。実はシニアの皆さんが、このカードゲームをすることで「空き家対策」に役立てています。普段からモノに対する意識をもって扱える量で暮らしていくことで、いざ空き家になった時に子世代が早い段階で、きちんとした判断で整理をして次の活用に進めていけるのです。

現在は、広島県内の自治体で、対策の一つとして使用しています。

ですが!ゲームだけのレンタルはできません。セミナーや進行順が必要ですので、私が必ず開催します。

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