もう家族の家財を心配しない!私の生き方

これまでにも空き家相談会や、セミナー終わりの相談の中で、家の中にあふれた家財含めて「これから」の生活を心配して相談される方がとても多いです。

先日も、ある相談で、おひとりで頑張ってこられたシニアの方が、家じゅうに親族や亡きご両親のモノがたくさんある。ご親族やご兄弟が一時期、同居をされたり、出入りをされる暮らし。その家財がそのままに置いてある。親族とは音信不通。

自分は、これからも一人暮らしで、ご自身亡きあとは空き家になる。これだけのモノをどうすればいいのかわからない、何から手を付ければいいのかわからない。また、片付けや解体費用も用意しておかなければならないと思う・・。と不安な声で何度か相談を受けています。  実はこのような方は、とても多いのです。 

そのうち空き家になる・家財がたくさんある・相続登記はまだ・費用も必要と考えている・・・私が何とかしなきゃ。これだけ聞くとそれに対する法的措置や捨てる方法や費用の捻出を想像しませんか。                              いえ!皆さん、ご家庭の事情を抱えていますので、それぞれに解決が違ってきます。

ご親族との関係は、親のモノ実家への考え方、今後の方向性の意向などを知ることが大事です。

長男だから、長女だから、この家に住んでいるから・・それが相談者一人の責任ではないのです。

この方は、ご親族との連絡が取れない状況にあるとのことです。しかも長きにわたり出たままの家財を放置してあるとのことです。

食器棚にも、箪笥の中も自分のモノ以外のたくさんの食器や衣類や、雑貨類等々の山。

目次

今も今後もこの家に住み続ける「あなたの人生」が一番大事


あなたの暮らしを中心に暮らし良くすることをまず目標にしましょう。
自分の暮らし目標に合った「あなたが使うモノ」を選んでほしいと伝えました。


人のモノを勝手に捨てることはできませんから、親族の家財をすべて箱に入れて生活に支障のない場所に退避させておく。もし、いつか帰って来た時に「置いてある」ということを言えるように。

亡きご両親のモノは、あなたの判断で、明らかなゴミは処分。親族兄弟にとっても親でありますから、兄弟への最大限のコミュニケーションとして、想いのこもったものは箱に入れておき、いつか見て判断をしてほしと伝えることができるようにしましょう。 これも暮らしに離れたスペースに。

あとは、いざという時に物件を動かすことができるように登記簿の記載確認と関係含めた重要書類の確認と、整理をすること、場所によっては解体よりも、まずいずれ来る家財廃棄の費用が先。ご兄弟で話し合いができるよう準備を整えておくようお話しました。

出たもの勝ちなのか、否か・・・日本の昔からの仕組みの中で長男だから、長女だから、後継ぎ・・
といった感覚の中で相談に来る方も多く、切ない気持ちになることがよくあります。

それぞれが、自分の人生を考える世代からの相談が多い日々です。

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